内容説明
広告は、アートとサイエンスでできている。「なんとなく」や「感性」ではない「論理的な説明」と「明確な効果」を目指したい人に贈る表現の実践書。「よいクリエイティブとは何か?」を独自に分類し、広告を見る人の「ココロの動き」を11の手法で図解!
目次
序章 「効果をつくる」それがクリエイティブ・サイエンス(違う考え・やり方なのに、なぜみんな成功しているのか)
第1章 「ココロが動く」とは何か?(コミュニケーションが失敗する4つの理由;人のココロはどうやって動くのか)
第2章 人がグッとくる瞬間のつくり方(大量出稿、大物タレントなど、圧倒的物量で突破するPOWER;強行突破で壁を貫通するIMPACT ほか)
第3章 11の手法で実際にクリエイティブをつくってみる(「ど真ん中の圧倒的な力」でココロを動かす「POWER」;「ギリギリの衝撃」でココロを動かす「IMPACT」 ほか)
著者等紹介
松井正徳[マツイマサノリ]
博報堂/ONE★PUNCHクリエイティブディレクター/コピーライター。京都大学理学部を卒業後、博報堂に入社。以後、コピーライターとしてプレイステーションの立ち上げなど多くの広告制作に従事。最近の仕事として、日経電子版「日経三国志」、NTTドコモ「一休さん」など。自ら考案した「クリエイティブ・サイエンス」を研究・実践。ACC賞、2018年度TCC賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tenouji
10
この書に書かれていることは「センス」という言葉で片付けられがちだが、行動経済学で合理性/非合理性が見える化された今、人間にとって残るは、心の動きの機微と、生物としての進化、なんだよね。最近、対面の教育業務に関わっていて、非常に面白い内容だった。2024/05/25
yyhhyy
3
科学とはあるがよくある広告クリエイター本。紹介事例などは確かに記憶に残っているものが多い。2024/07/06
Tim
1
サイエンスというほど科学的要素はないが、クリエイティブの方程式としては使える気がする2025/03/11