内容説明
自主的な社会参加を促す、これからの情報発信論。
目次
1 “広報”にまつわる課題と、改革に向けた眺望(行政広報の本義と、その進化における課題;行政広報は暮らしと命を守るもの;“広報”の領域を超えた議論がいまこそ必要に)
2 イノベーションの加速は“広報”が担う(世界最先端の広報改造論)
3 “広報DX”のグランドデザイン(コミュニケーションで押さえるべき人の性質;国民の興味関心・行動データに基づく、意思決定支援広報の設計;ブランディングと広報)
4 “広報DX”の実装(インターネット時代の広報;情報発信の精度を高めるための基本プロセス;システムが人間に合わせる行政サービスのDX)
5 “広報DX”の以前・以後で変わらない本質(対談 DXを経ても変わらないもの―秋葉賢也×殿村美樹;インタビュー デジタルメディア活用の陥穽―伊沢拓司)
著者等紹介
秋葉賢也[アキバケンヤ]
1962年、宮城県生まれ。衆議院議員(6期目)。中央大学卒業、東北大学大学院法学研究科博士課程前期修了。松下政経塾、宮城県議などを経て、2005年、衆議院議員初当選。総務大臣政務官、厚生労働副大臣、復興副大臣、内閣総理大臣補佐官、自民党では副幹事長や政務調査会副会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
2
行政の中での広報を軸に展開されていくが、一般企業の広報にも当てはまる内容が多数あった。特に『みよし』の事例は面白かった。行政とは広く伝えるべきものを広報として伝えることを目的に部署があり、活動しているが、伝えているで終わるのではなく、伝わるということに重きを置いていることに学びを感じた。またAISASの話は確かに変わってきているしだからこそ従来の広報の一歩先を常に考えて、誰に何を伝えれば、伝わるのかを考え続ける必要があると感じた。2024/11/27
Go Extreme
2
広報にまつわる課題と改革に向けた展望: 行政広報の本義とその進化における課題 暮らしと命を守るもの 広報の領域を超えた議論 イノベーションの加速は広報が担う: 世界最先端の広報改造論 広報DXのグランドデザイン: 人の性質 意志決定支援 ブランディングと広報―DXを踏まえて 広報DXの実装: インターネット時代の広報 情報発信の精度・基本プロセス システムが人間に合わせる 行政サービスのDX 広報DXの以前・以後で変わらない本質: DXを経ても変わらない・変わるべきでないもの デジタルメディア活用の陥穽2021/11/07
Monty
0
社会保障制度における広報活動が主軸だが、一般企業の広報の考え方との共通項も多い。DXは手法であり、目的ではないと痛感。丁寧なコミュニケーションは普遍的だということかな。2021/12/07
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