内容説明
1文は40字以内、カタカナ語禁止、「させていただきます」禁止…すぐマネできる「文例」多数収録!
目次
第1章 なぜあなたのメールや企画書、エントリーシートは読みにくいのか?(「書く」より「消す」が文章を決める;難しい文章は、ほぼヘタクソな文章だ ほか)
第2章 言葉ダイエットで、短く書こう(ひとつの文には、ひとつの内容だけ;1文は40~60文字以内 ほか)
第3章 言葉ダイエットを、実際にやってみよう(読みやすいメールとは;読みやすい企画書とは ほか)
第4章 読みたくなる文章の書き方(「おもしろい」とは何か;「発見」がある文章は、おもしろい ほか)
第5章 言葉ダイエット実例「読みやすいとは、こういうことだ」(自己紹介―ひとりの商人、無数の使命(伊藤忠商事)
事実―昨日まで世界になかったものを。(旭化成) ほか)
著者等紹介
橋口幸生[ハシグチユキオ]
電通コピーライター。TCC会員。ギャラクシー賞、グッドデザイン賞、ACC賞ゴールド、スパイクスアジアなど受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
39
文を作ることは文才とも言われるくらい能力に依存するように感じられるだろうが、著者は能力ではなくスキルであるという。スキルなのでそのスキルを学び実践すれば誰にでも対応できるものだと言い切る。 まず、すべきことは無駄な言葉を文章から取り除くことだ。長たらしい文章の例をあげて、こういう接続詞を除いて、重複分も削って、余計な説明に当たる部分は一言にまとめてといったことを教示する。 次に読みやすい文章に書くためには、日頃から読みやすい文章に触れておかねばなかなか書けるものではない。2020/01/18
なつ
38
言葉を飾ったり、カタカナ語を多用すると確かに読みにくく感じる。簡潔に大事なことを相手に伝えたい。そういう時に活用できる実例が多数掲載。仕事にありそうな文章の添削前と添削後を比較することでどこがどう変わったかがわかりやすく紹介され、とても参考になりました。読みやすい文章はストレスも軽減されるものだと痛感。2020/03/18
猫洞 文月
19
図書館本。電通のコピーライターさんが、主にビジネス文書を読みやすくするコツについて書いている。文章を複雑にしないとか、丁寧にしようとするあまりぼやけた文章にしないとか、ビジネスに限らず文章全般に役にたつ。第4章の『読みたくなる文章の書き方』と田中泰延さんとの対談が特に面白かった。上手い文章にはコツとパターンがあり、天才でなくとも学べば伸びる。2020/12/26
kana
15
長ったらしいメールは読んでくれない人たちに囲まれて働いております。すぐに読めて内容も分かりやすい文章を書きたい。そんな目標をもって手に取った本です。確かに、長々と書いていた頃は、「失礼だと思われたくない」と自分の印象ばかり大事にしていた。しかし時間を奪う方がよっぽど失礼ですね。私はつい読点が多くなりがちなので、「言葉ダイエットをすれば自然と読点が少ない文章になる」という視点が特に勉強になりました。2020/09/25
けん
12
【★★★☆☆】一文が40文字〜60文字。メールを作成する上で有効なテクニック多数。実践あるのみ。2020/03/27
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