内容説明
プロジェクトに寄せられた期待は、これまで築いてきたブランドイメージやファンを失わずに、どんな新しいことで世の中を驚かすことができるか、ということだった。KIRIN×glicoは、なぜうまくいったのか?
目次
第1章 コラボのはじまり(コラボプロジェクト、始動)
第2章 第1弾「手を繋ぐコラボ」(商品コンセプト企画編;売り方の企画編・第1弾 ほか)
第3章 第2弾「キスするコラボ」(第1弾からの学び編;「進化」の施策編 ほか)
第4章 第3弾「おとぼけコラボ」(3年目のジレンマ編;コンセプト再出発編 ほか)
第5章 コラボレーション・マーケティング論(目的の設定;コラボのバリュー ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
6
ポッキーと午後の紅茶のコラボが4年も続いていたことを本書で知りました。企画を長期間続ける苦心談と工夫が興味深かったです。2018/03/31
mamaboo
5
進め方は面白かったけど、他ではこううまくいかないかも2018/03/26
Tarito215
5
ポッキーと午後の紅茶によるコラボ。双方の味を加えるわけではなく、1+1=3のように新しい価値を創造する。そして他者同士の女性社員が集められ新しいプロジェクトを始める。同年代かつ同じ人数で話し合うことで、均等に話し合いができ、気付きがあり、何より女性客をターゲットとした商品の開発に繋がる。そしてお互いの会社について知ることで刺激になり、イノベーションをもたらす。顧客からしたら「新しい商品が出てる!」という認識で終わるかもしれないけど、プロジェクトを始めたキリン、グリコ、電通にとっては壮大な挑戦でおもしろい2018/03/08
Kei
4
「日本にも紅茶の本場イギリスの習慣を根付かせたい」という思いを込めて、英国の習慣であるアフタヌーンティーに由来した「午後の紅茶」をネーミングとして採用。ラベルには、アフタヌーンティーの習慣の始まりといわれる、7代目ベッドフォード公爵夫人のイラストがあしらわれた。いまの女子のリアルな生態分析。行きついたのは恐ろしくも「二面性」「三面性」という答えであった。オンオフにかける力の差が年々顕著になり、どんどんと本来の素性が隠されてきているのだ。2018/07/11
kek
2
ポッキーと午後ティーのコラボ、知らなかった。今度出たら買ってみたいなー2018/03/25