内容説明
デジタル時代、グローバルに高速で情報が流通する中で、企業広報や行政広報、多様なコミュニケーション活動をよりよく、有効に展開するための入門書。
目次
デジタル時代の「広報パーソン」とは
デジタル時代に問われる広報コミュニケーション―「情報集約社会」へ
コーポレート・コミュニケーション
広報戦略の立案
ICTの活用とコミュニケーションデザイン
マーケティング・コミュニケーション(マーケティングPR)
インターナル・コミュニケーション
CSRと地域社会への広報活動
成功するIR活動
グローバル広報
電子自治体・行政広報の要点と実務
危機管理広報(対応とリスク管理)
広報効果と効果測定
インターネット広報とオウンドメディアの活用
メディア・リレーションズ
広報業務にかかわる法務
グローバル化とデジタル化によって高まる広報コミュニケーションの重要性
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
51
広報に携わる上でおさえるべき概念。デジタル時代が到来して久しい、変わるのは人かメディアか。以下メモ。謙虚な戦略立案者、深い思慮と慎重な行動ができる常識人、広報パーソン。広報は、想像力によるコンテンツの創造。送り手と受け手による価値の交換行為。縦、横に加え、ナナメ連携の場を活用する。さらにソト連携により、常識のずれを認識。マスコミを通じたブーメラン効果。誰に、なんのために情報を発信するのか、問い直す。有事のための、平時の広報であり、それが攻めの広報となる。2023/10/28
かずし
5
抽象的な表現が多めで、自分の中で具体化しないと目が滑る。有用なのは間違いないが。①良いレピュテーション(企業への社会的認知)を、アイデンティティを確立した上で形成する。オウンドメディア(企業HPやECサイト等)の発信においてはこれを意識し、商品やサービスのみならず、利用者にとって有用な情報を発信する。→スタバのHP見たら納得。②リスク管理の観点からは、負の情報については、法的責任だけでなく、社会的、道義的責任も踏まえた発信を意識。法令上必須でなくても積極的に発信することが被害軽減につながることも。2022/09/11
ねこさん
5
確かに概念が多かった。マーケティングとは、究極的には売り込みをしなくとも売れる仕組みをつくるということ。2020/04/05
いとっち
2
広報担当になったため、読んでみた。 読書前に広報関連のセミナーを受けていたこともあり、 復習がてら理解しやすかった。 浅すぎず深すぎず、教科書的に網羅されていて、 実務の中で繰り返し読みたい本。 広報の性質上、マーケティングの知識があると 更に理解しやすいと感じた。 そのため、何もなしで読むと量と質からしんどいかもしれない…2021/08/07
光太郎
0
つまらん本2017/11/20