目次
第1章 新たなテレビ視聴データで実態を把握する
第2章 クリエイティブを科学する方法論
第3章 宣伝部が採用すべき新たな考え方
第4章 CMを科学するために
第5章 「CMを科学する」の向こう側
第6章 最新米国レポート
著者等紹介
横山隆治[ヨコヤマリュウジ]
1982年青山学院大学文学部英米文学科卒。同年、旭通信社入社。1996年デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムを起案設立。代表取締役副社長に就任。2001年同社上場。2008年ADKインタラクティブ設立。同社代表取締役社長に就任。2011年デジタルインテリジェンス代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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thee birdmen
38
面白いのは面白いが横文字が多すぎて脳の疲労がすごい。そのうえすごい情報量。ヒリヒリする。結果、『みんなに刺さる』は『誰にも強く刺さらない』という理屈はよくわかりましたね。あとは、アンルーリーがすごいということも。この本が出版された2016年から3年経った今、日本も遅ればせながら動画配信に関するメディア戦略もかなり進化していると思う。CMはテレビと非テレビのミックスという理論立てについてはこの本が寄与してる部分も少なからずあるのかしら。 2019/10/04
hiro
7
仕事関係で手に取った一冊。「万能の広告メディア」ではなくなったテレビ。社会的背景を踏まえ、これからの広告出稿の考え方を整理している。データドリブンによるクリエイティブ制作、それをオンラインでテスト配信し、精度を高めた上でテレビに終結させる。広告主はテレビが一定の影響力を残している今こそ変革に向けた打ち手を講じるべき。テレビ、デジタル双方のスペシャリストだけに説得力がある。(後段は専門的すぎたので流し読み)これを自分の業務に落とし込めるのか。難題です。2016/09/22
yyhhyy
2
非常に面白い本だった。既に動画を秒単位で脳波の反応を見ることは米国での大企業では普通のことのようだし、日本の新しい視聴率・視聴質サービスも実に興味深い。別途のアンケートでCMクリエイティブを評価するようりオンエア中のデータを測定する方が遥かに実態に近い。2016/04/24
tuppo
1
施策単位でのゴールの細分化とキャンペーン全体でのアトリビューション設計。ファストを狙うことがゴールになりうる商材とスローを狙う商材でのゴール設定、ブランドレレバンス。どちらかというとファストだけを狙う層が特殊。オーガニックリーチと関節リーチの明確な違い。2016/05/25
阿部
0
読了。後半はほとんど飛ばした。まあビデオリサーチ社の独占が悪いとしか言えないかな。競争もないし、やってることが視聴率だけじゃデータ不足たわろうな。ネット広告ももっとやり方を考える必要あるし、広告業界自体の進歩が他に比べてあまりに遅い。箱がでかいはずだから怠慢なんだろうな。どうすべきかの答えはないし、外国でもまだ手探りなんだからビジネスチャンスだろうに2016/08/10
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- 和書
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