内容説明
わたしにはだいすきなチャンピオンのおじいちゃんがいるの。おじいちゃんがブランコをおしてくれるとそらにさわれるくらいたかくあがるの。じてんしゃにのるとすごいスピードでのぼりざかもへっちゃら。おじいちゃんがにっこりしながらさわったものはみんなにっこりしちゃう!あなたのおじいちゃんもチャンピオンかな。
著者等紹介
ノラック,カール[ノラック,カール][Norac,Carl]
子どもの本の作家としてとても人気があり、著書は世界39ヶ国語に翻訳されている。詩人としても実績があり、学校のイベントやブックフェアなどで活躍している。ベルギー生まれで、現在は家族とフランスに暮らす
ゴドン,イングリッド[ゴドン,イングリッド][Godon,Ingrid]
イラストレーターとして国際的に高い評価を受けている。夫と3人の子どもたちとベルギーで暮らしている
いずみちほこ[イズミチホコ]
児童書翻訳家、横浜市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
28
自分はおじいちゃんがいなかったので、二人とも健在なオタマさんがどう感じているのか興味深い。認知症が進んでしまった父方の祖父に初孫として本当に愛された彼女。その思いで話や様々な写真が、今も彼女が彼にそっと触れたり話しかけたりする原動力になっている気がする。愛の力はすごい。2019/02/11
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
カール・ノラックさんは、おじいちゃん・おばあちゃん・パパ・ママと、シリーズのように描かれています。愛し愛されて育った環境だったのだと思います。おじいちゃんもノラックさんも幸せですね。2021/07/22
ほんわか・かめ
7
おじいちゃんに絶大な信頼を寄せる孫娘。そりゃ、これはおじいちゃん大好きになるよ。ブランコの背中を押してくれるおじいちゃんの温かな手。空想を広げてくれる会話。どちらもお互いの存在をチャンピオンだと思っているところが最高だね。〈2009/らんか社〉2024/10/05
HNYYS
2
図書館本。おじいちゃん大好きがいっぱいつまった絵本。敬老の日にいいですね。自分は、おじいちゃんと過ごす機会はほとんどなかったので少し羨ましいです。2019/01/30
ひまわり
1
わたしにとっておじいちゃんはチャンピオン。おじいちゃんにとってわたしは「おじいちゃんのチビチャンピン」。誰もが誰かにとってのチャンピオン。素敵なお話です。2013/09/18