内容説明
エルフは、10頭の象の消防士たちと消防署にすんでいます。警報がなるたび、エルフだけがまにあわなくて、消防車は、出発してしまいます。なかまたちは、いつもあきれていました。エルフは、ほんものの消防士になることが、できるのでしょうか。
著者等紹介
ストラーテン,ハルメン・ファン[ストラーテン,ハルメンファン][Straaten,Harmen van]
オランダのアルネムで生まれる。法律を教えていた時期を経て、子どもの本のイラストレーターとしてデビュー。代表作『おじいちゃんわすれないよ』(ベッテ・ウェステラ文/金の星社)は、ブラティスラヴァ世界絵本展で「金のりんご賞」を、日本で産経児童出版文化賞大賞を受賞した。米国、ヨーロッパ各国、韓国や台湾で翻訳された作品も多く、軽やかな独特の線が魅力。文才にも恵まれ、小説を書き下ろしたこともある。学校訪問が大好きで、子どもたちとの交流を大切にしている
野坂悦子[ノザカエツコ]
東京に生まれる。オランダ語を中心に、海外の絵本や児童書を数多く紹介している。2001年、「紙芝居文化の会」の創立に加わり、日本の文化としての紙芝居を海外に広める活動もつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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パフちゃん@かのん変更
20
エルフ、みんなの役に立って良かったね。消防署専属の消防士って (^^; 2013/10/15
absinthe@読み聞かせメーター
10
5歳の娘に読み聞かせ。 ネボスケのエルフは今日も遅刻。クビになってしまいますが、最後にはみんなに受け入れられます。これって、自宅警備員に近いのでは? 関係ないのに、「働かないアリに意義がある」を思い出しました。全員が同じ判断基準で行動を開始しないほうがいいこともあるのですよね。 ま、そういう問題ではないか。 2015/11/24
遠い日
6
1巻目が最後になってしまったけれど、エルフが消防士としてがんばろうとする姿が逆にはっきりと認識できた。小さいエルフだもの、できないこともあるのだけれど、消防士としてはそれでは通らない。そのあたりの責任感の必要性などもきちんと描かれている。でも、エルフにぴったりの仕事があってよかった。まず、自信を持って当たること。そこからの再出発がいい。2013/11/04
鈴
4
息子が好きな「ぞう」なのに、合っていなかったようで「面白くなかった」と言われてしまった。2011/03/05
ayururito…
3
図書館返却時に読み聞かせ、息子達の好きな赤い自動車で呼び寄せる(^_^;) エルフの役割が見つかってよかったぁ 私も明日から新しい仕事がスタート、私の役割を身につけなくっちゃ!!2014/03/31