内容説明
韓国・朝鮮の人々は、お正月になると、頭のてっぺんからつま先まで、身につけるものをすべて新調します。お正月のために新調した晴れ着をソルビムといいます。この絵本の主人公は、かわいい男の子。ひとりでソルビムを着る日を楽しみにしています。パジにチョゴリ…、金箔を押した藍色のチョンボク。仕上げに虎の頭をまねたホゴンをかぶったら、さあ、新年のごあいさつへ…。巻末にソルビムの解説がついています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
63
「ソルビム」の男の子編。「ソルビム」に出ていた少女の弟のようです。しっかり自分でソルビムが着れて、自慢げです。家族皆んなが晴れ着を着て迎えるお正月。素敵だなぁと思いました。2019/12/08
oldman獺祭魚翁
30
ソルビムと併せて借りた一冊。こちらはパジ・チョゴリと言うらしい。いや外国の映画で日本の和服がおかしいなどと笑えない位、僕自身隣国なのに韓服の知識が無いな。これもまた正月用とはいえ、贅沢な服です。2025/01/22
ume 改め ｓａｒｙｏ
23
男の子編（＾＾） こうやって見ると、根っこは同じものが歴史と共に進化していった感じが如実に伺えますね。 韓国はやはり中国の文化を直接受けたんだなと思うし、日本は独自の感性を加えたんだなぁと、しみじみ思います（＾＾）/2014/01/05
♪みどりpiyopiyo♪
18
女の子編がとっても素敵だったので、図書館が開くのを待って男の子編も借りてきました♪ ■お正月の晴着ソルビムをウキウキ着込む男の子。韓国・朝鮮では、お正月には頭のてっぺんから足の先まで真新しい晴着を着て、過ぎた年のよくなかったことを全て洗い流し、新しい年には良いことがありますようにと願うそうです。朝鮮の服飾や調度品が美しく描かれ、背景には伝統文様を散らし、巻末には解説付。■この子もまた ふくふくとしたほっぺが可愛くて、うきうきした様子がありありと伝わって、とってもほほえましく読みました♡ （2007年）2018/01/04
どあら
14
図書館で借りて読了。2020/03/06
