目次
小山館(長浜市木之本町小山)
東野館(長浜市東野町)
月ヶ瀬城(長浜市月ケ瀬町)
宮部城と八相山間の築地(長浜市宮部町・三川町)
三田村氏館(長浜市三田町)
上坂城(長浜市西上坂町)
垣見氏館(長浜市宮司町)
下坂氏館(長浜市下坂中町)
大原中村城(米原市本市場)
久徳城(犬上郡多賀町久徳)〔ほか〕
著者等紹介
〓田徹[タカダトオル]
1965年名古屋市中区三の丸生まれ。1988年皇學館大学文学部国史学科卒業。城郭史料研究会・城館史料学会・城郭談話会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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六点
78
滋賀県下には凡そ1,310箇所の城館及び、それに類似した遺跡が存在したという。それらの中には全く伝承を残さず、なぜ、そこにあることすら未解明な城もある。むろん、佐和山城や宇佐山城の様に近世の入り口まで機能を果たしていた城もある。それらの中から、40箇所を選び、訪ね歩いたガイドブックである。平成初頭に行われた調査において、完存していたものが大きく破壊されていたり。未だ城主の御子孫が居住されていたり。心眼を以て見る他ない城もある。『夏は藪蚊が多く』とまで記載されている所もある。文化財保全とはと考えさせられた。2022/01/25