目次
第1章 先人が発想した品質管理
第2章 日々起こっていること
第3章 誰にでも改善できる方法
第4章 タテとヨコをつなぐために
第5章 組織づくりのために
第6章 品質事故の振り返り
著者等紹介
山岡修[ヤマオカオサム]
1948年生まれ。1970年村田製作所に入社。2004年経営の品質管理を研究。2009年品質保証統括執行役員。2013年定年退職。2014年~企業にて「経営のための品質管理」指導。2019年「経営のための品質管理」がまとまり、伝承を目的に『経営のための品質管理心得帳』制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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DiceK
2
著者の長きに渡る企業経験をもとに、品質管理という切り口で「マネジメントに関わる要諦」を纏められた良書。つまずいたら何度も読み返し理解を深めたい。失敗やそれに伴うクレームを「経営活動の成果」、かつ「改善の方向性を示してくれる重要情報。本来、経営者はお金を出してでも欲しい情報」と捉える。トップ層は一般に現場情報の最大30%しか入ってこずその中で決断しなければならない。そのためには3原主義が必要。企画・品質管理などの「軽く見られがちで成果が見えにくい仕事」を標準化、人材育成、経営理念の視点で徹底できる企業が強い2023/08/18