出版社内容情報
日本最大の琵琶湖はいつ、どうやってできたのか?400万年前の琵琶湖の元型から現在に至るまでのおいたちを地層を手掛かりに追究…悠久の水を湛える琵琶湖は、いつ、どうやってできたのか? テーマは、気が遠くなるほどの「長い時間」。人類がアフリカに生まれるよりずっと昔、400万年前の琵琶湖の元型から現在に至るおいたちを、地層を手がかりに追究。判明した琵琶湖の地史を分かりやすく紹介。
はじめに
01 琵琶湖はなぜここにあるか
02 湖の底をつくるもの
03 琵琶湖を支える岩盤
04 湖底の土砂は場所によって違う
05 広い湖はいつ頃から
06 細長い琵琶湖
07 湖底に残る火山噴火の証拠
08 現在位置での琵琶湖の年齢
09 湖底下にねむる地層
10 南の湖と北の山
11 現在の琵琶湖以前の環境情報をのこす 古琵琶湖層群
トピックス 火山灰の研究と野外調査
12 始まりは三重県にあり
13 現在とは異なる水系
14 小さい湖か広い湖か
15 滋賀と三重をまたぐ湖
16 沼になった湖
17 鈴鹿山脈が高くなった
18 火山灰が伝える岐阜から大阪までつながった水系
19 本当に川の時代だったか
20 湖が移動してきたと考えた理由
21 湖の移動は地面の上下動
22 地面を動かす力
23 いつからが琵琶湖
24 これからどうなる?
おわりに
参考文献等
里口 保文[サトグチ ヤスフミ]
著・文・その他
内容説明
悠久の水を湛える琵琶湖はいつ、どうやってできたのか?400万年前の琵琶湖の元型から現在に至る琵琶湖のおいたちを追う。地球上に残された地層というわずかな手がかりをもとに、判明した琵琶湖の地史を分かりやすく紹介。
目次
琵琶湖はなぜここにあるか
湖の底をつくるもの
琵琶湖を支える岩盤
湖底の土砂は場所によって違う
広い湖はいつ頃から
細長い琵琶湖
湖底に残る火山噴火の証拠
現在位置での琵琶湖の年齢
湖底下にねむる地層
南の湖と北の山〔ほか〕
著者等紹介
里口保文[サトグチヤスフミ]
滋賀県立琵琶湖博物館総括学芸員。1970年大阪生まれ。専門は地質学。500万年前から現在までの地層を調べ、過去から現在までの環境や、地盤の成り立ちを研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Makoto Yamamoto
chang_ume
くらら