出版社内容情報
国立療養所大島青松園(香川県高松市)のキリスト教霊交会創立100年を記念して、同会を軸とした療養所と療養者の100年を考える。霊交会を代表し、象徴する信徒の人物誌と大島をフィールドとした調査と研究のエッセイを記す。
目次
1 大島を訪う
2 療養所の本棚―霊交会蔵書のあれこれ
3 導きのひと―三宅官之治(創設者の顕彰;『癩病創世』;三宅の文章)
4 療養者を探索する―長田穂波(穂波の本;交流する穂波;穂波が病む)
5 著書を精査する―青木恵哉(際立つ療養者像;療養者の著書;著書の読み方;療養者の遺したもの)
6 几帳面なひと―石本俊市(伝承;敬慕;興行;追悼)
7 大島を歩く(本書を終える―あとがきにかえて;参考文献)
著者等紹介
阿部安成[アベヤスナリ]
1961年生まれ。滋賀大学経済学部教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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