出版社内容情報
奈良・京都と並ぶ仏教文化財の宝庫、滋賀県の国宝・重要文化財を含む主要な仏像を、種類ごとにわかりやすく紹介したハンディーなカラーガイドブック。主要寺院の境内図も収録。
目次
第1章 滋賀の仏像の歴史(仏像の誕生と仏教の伝播―紀元前5世紀~紀元6世紀;日本への仏教の伝来―飛鳥時代;近江国での寺院の建立―飛鳥時代から奈良時代 ほか)
第2章 種類別滋賀のさまざまな仏像(如来―悟りを開いた仏陀の姿;菩薩―出家前の釈迦の姿;明王―大日如来の怒りの化身 ほか)
第3章 仏像のある寺院をめぐる(大津・高島エリア;湖南・甲賀エリア;湖東・東近江エリア ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てんてん(^^)/
12
知る人ぞ知るという感じだけど、滋賀県は「国宝・重要文化財」保有ランキング全国4位なのですよ。でもなかなか各寺社に赴いて拝観に行くのはハードルが高いので、こういうガイドブックは嬉しいですね。まだまだ知らない仏さんがいらっしゃる。ろーごはダンナとこういうところ回るのも楽しいかな、なんて思います。2019/02/24
モリータ
12
先日の滋賀の寺巡りの帰り際、湖東三山ICそばの土産物屋で購入。文化庁の事業、県教委の文化財保護課の企画・編集で出版された薄めのハンドブック。◆滋賀は全国四位の国宝・重文保有県とのこと。まず仏教史を滋賀の仏像と絡めて簡潔にまとめ、種類別に滋賀の名仏を紹介していく。普通の仏像入門本や観光志向の寺ガイドよりずっと誠実で、無駄な記述もない。巻末には仏像が紹介された寺のマップもあり、次もまた滋賀に行きたくなった。◆このフォーマットで滋賀に次ぐ国宝・重文保有県の大阪・兵庫もガイドを作っては?(あったらすみません)2018/06/17
まさ影
6
滋賀に観光にみえる際は是非この本を携えてお越し下さい。2015/07/22
芋煮うどん
4
中学の歴史副読本のノリだが、(県教委が編纂)なんの。おとなでも大変ためになった。仏像ってなあに、からひもといていてわかりやすい。今年五月に訪れた善水寺も紹介されていて、あらためて大満足。いいお寺、いい仏像でした2015/08/22
ohmi_jin
4
まさに滋賀の歴史の深さを感じることができる一冊。滋賀県民にも観光で滋賀に行く人も仏像好きにも寺好きにも見て欲しい。2015/08/10