内容説明
古くは織田信長が安土山に創建した寺院の門と三重塔、近年では信楽の玉桂寺から京都の浄土宗に請来された阿弥陀如来像など、旧甲賀郡から他所へ移された文化財は数多い。その数奇な運命を探ることで浮かび上がってきた甲賀の歴史風土とは。
目次
第1章 園城寺の大門
第2章 西教寺の本尊と鰐口・石灯篭
第3章 京都鳴滝・西寿寺の本尊
補章 新治付近の古代史を探る
第4章 〓(そう)見寺の二王門と三重塔
第5章 神戸・能福寺の十一面観音像
第6章 京都・浄土宗に移った阿弥陀如来像
著者等紹介
松岡長一郎[マツオカチョウイチロウ]
1927年滋賀県甲賀市甲南町に生まれる。1948年滋賀青年師範学校卒業。教職に就き、京都大学理学部に長期研修。公立中学校の教諭、教頭、石部町教育委員会、学校教育課長、指導主事、1986年石部南小学校(校長)を退職。甲賀市史編さん委員会会長。甲賀市文化財保護審議会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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