内容説明
滋賀県守山市の市花「近江妙蓮」は守山市大日池にだけ生息する。40年ぶりに妙蓮に再会した著者が近江妙蓮の神秘と600年守り続ける田中家の歴史のベールを解明。
目次
第1話 ハス(蓮)のはなし(ハスはどのような植物なのか;ハスの花のはなし)
第2話 妙蓮というハスのはなし(妙蓮の葉のようす;妙蓮の根茎のようす ほか)
第3話 近江妙蓮にはぐくまれた物語(妙蓮を保護してきた田中家の系譜;三国伝来の妙蓮 ほか)
第4話 百六十年間記録された妙蓮の日記(「妙蓮日記」の時代と農村;天下泰平の時代の日記 ほか)
著者等紹介
中川原正美[ナカガワラマサミ]
1929年長浜市寺田町生まれ。1951年金沢高等師範学校理科三部(生物)卒業。滋賀県立高校に勤務。1989年滋賀県立八幡高校校長で退職。守山市誌編纂委員・守山市文化財保護審議会委員・滋賀県環境啓発アドバイザー・淡海環境保全財団評議員。環境社会学会・蓮文化研究会・関西自然保護機構・淡海万葉の会に所属
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