内容説明
滋賀県の石造物の写真８００点余り収録。石を手がかりに先祖の歴史を探る郷土史入門講座。
目次
近江の石造品加工の歴史（近江の各地に生まれた石工集団；他国から持ち込まれた石材）
仏教に関連した石造文化財の部（石造層塔；石造宝塔 ほか）
墓石に関連した石造文化財の部（五輪塔；墓石 ほか）
民間信仰の石造文化財の部（庚申塔；二十三夜塔 ほか）
神道に関連した石造文化財の部（石の鳥居；狛犬 ほか）
生活に関連した石造品の部（石段；石垣 ほか）
著者等紹介
瀬川欣一［セガワキンイチ］
昭和３年生まれ。昭和２７年より日野町役場勤務。日野町教育委員会教育長、滋賀会館文化サロン室長、県文化誌『湖国と文化』編集長等を歴任。俳人協会会員。俳号は欣子（きんし）。文学同人誌『滋賀作家』代表編集人。滋賀県地方史家連絡協議会幹事。俳誌『雪解（ゆきげ）』滋賀県幹事
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感想・レビュー
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kaizen@名古屋de朝活読書会
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大まかに５分類、仏教、墓石、民間信仰、神道、生活。 神道では、狛犬、石灯籠、御手洗、石橋。「近江には道祖心という信仰は、本来がなかった」という説明がわかりにくい。本来とはいつまでの時代のことか。生活では、石段、石垣、石畳、礎石、道標、石の民具。力石。碑があるものあり。参考文献として、近江の石像美術、各市町史の文化財編、各種研究紀要等の論文などをあげているが、具体的な市町村名、紀要名、発行年がないのは残念。参考にならない。2014/06/05
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