内容説明
「現代医学の9割はムダ」現代医療へ疑義を呈した伝説的名著、復刻!
目次
第1章 診察にともなう危険
第2章 なぜ薬を飲んではいけないのか?
第3章 手術の9割はムダ
第4章 健康でいたければ病院に行くな
第5章 家族を崩壊させる現代医学の聖戦
第6章 人を死に至らしめる医学
第7章 医者とはどんな人種か?
第8章 病院の倒産を予防する医学
第9章 新しい医学
著者等紹介
メンデルソン,ロバート[メンデルソン,ロバート] [Mendelsohn,Robert S.]
1926‐1988。アメリカの医師。シカゴ大学で医学博士の学位を取得。イリノイ大学医学部准教授(専門は小児科、予防医学、地域保健学)、ヘッドスタート計画(米国政府教育事業)医療部会会長、全米保健連盟会長、イリノイ州医師免許委員会委員長、「新しい医学財団」会長、シカゴ・マイケルリース病院理事などの要職に就き、医学教育に多大な貢献をしたとして数々の栄えある賞を受賞。また、ラ・レーチェ・リーグ(日本にも支部を持つ国際母乳連盟)の医学顧問として母乳育児を推進し、全米栄養食品協会からレーチェル・カーソン記念賞を授与される
弓場隆[ユミバタカシ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ロア
20
40年以上も前にこのような本が出版されていたことに驚いた。にもかかわらず、、、医療業界は益々隆盛を極め、我々患者たちは医者や薬を盲信し続けることをやめない。。。もうメンデルソンさんに申し訳ない気持ちでいっぱいっっ。゚(´つω・`。)゚。2019/01/20
アセロラ
6
医療に頼りすぎることに警鐘を鳴らす著者の思いがよくわかりました。検査や薬、手術が本当に必要なのか、危険や副作用以上の効果があるのか、他の治療法はないのか、など、よく考えるきっかけになりそうです。医師の話をハイ、ハイ、と聞いてると、ビジネスに乗せられてしまいます。患者も勉強が必要です。確かに、インフルエンザの予防接種は打ってもインフルエンザにかかることはある、症状は軽く済む、とよく聞きます。遺伝子操作もできるこの時代に、、、?もしも誰も体調悪くならない世の中だと、病院がやっていけないですもんね。2019/01/05
DEE
4
出版は40年ほど前と新しくはないものの、今でも広く読まれているらしい。 現役医師でありながら現代医療の9割はムダと言い切る著者。 日本にもこういう医師はいるけど、極端な意見には一度冷静になって考えるという姿勢は必要。 でも、言わんとしてることは分からないでもない。 医者と薬にあまりにも頼りすぎている現状は確かだし、医者は万能ではない。 それでも医者を盲信してる人は実に多い。 もっと自分の体に正直にそして素直になれば、それほど病院と関わらなくてもよくなると思う。2017/08/20
ケロ子
2
40年も前の本なのに内容が全く古びてないどころか、今もそのままやん!2021/11/18
ソノダケン
2
アメリカやイスラエルやコロンビアで医者がストライキをおこしたら、患者の死亡率が激減したって話が笑える。リソースを救急医療に集中させたので医療全体が合理化したんだとか。2017/02/20