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大切な花を心にひとつ―かっこちゃんが道案内する『星の王子さま』

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883206278
  • NDC分類 378
  • Cコード C0090

内容説明

特別支援学校の子どもたちと、過ごした30余年―その時間は、まるで「星の王子さま」を読んでいるようでした。いま仲間たちと一緒に広めている「白雪姫プロジェクト」の原点も、ここに!かっこちゃん、『星の王子さま』を訳す!

目次

目には見えなくても、本当のこと―飛行士と王子さまの遭遇 それは、不思議な力ではなく「本当のこと」
大人のクセと、子どもの力―大人は数字で判断して安心する 「知能テスト」で思ったこと
話すことで共にわかり合えていく―バオバブの木と王子さまの心配 みんなキラキラした秘密を持っていた!
あなたと私、気持ちはつながっている―「日が沈むのを見たい」と言う王子さま あなたが痛いと私も痛い
花のトゲは役に立たないの?―ボルトを外そうとしている飛行士への質問 かずきくんの大事で大切なこと
「愛する」ことを知っている人たち―美しい花と王子さまのため息 迷った、悩んだ、だから愛を大きく育んだ
表の言葉と、その裏の気持ち―王子さまの旅立ち 隠された本当の心をいつも探していて
みんな自分の意思で生きている―第一の星には王さまが ゆうきちゃんと泣き合った日
他の人の目を気にしていても…―第二の星は、うぬぼれ屋さん 忘れられない、あやちゃんのおばあちゃん
みんな自分のことを大好きでいて!―第三の星は、呑み助の星 ありのままの自分だって大切ですね〔ほか〕

著者等紹介

山元加津子[ヤマモトカツコ]
1957年金沢市生まれ。作家。特別支援学校の先生として三十年以上勤務してきた。どんなに重い意識障がいでも「深い思いがあり、回復の可能性がある」ことを広めようと、「白雪姫プロジェクト」を立ち上げて活動している

ハンダトシヒト[ハンダトシヒト]
1961年大阪市生まれ。絵本作家、イラストレーター。現在在住のオーストラリアで子どもの自由な発想を引き出す「工作&絵本じゅく」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Naomi

20
かっこちゃんが『星の王子さま』を訳しつつ、それに関連したご自分のエピソードを語っています。雪絵ちゃんや大ちゃんや、ゆうきちゃん…、特別支援学校で出会った子どもたちの懐かしいお話、脳幹出血で倒れた「宮ぷー」のこと、白雪姫プロジェクトのこと、全部、繋がっていきます。ハンダトシヒトさんの絵も素敵です。重い障がいがあって意思疎通が難しいと思われている人でも、指談(相手の想いがかすかな電気信号になって指が動き、それを読み取る方法)で、想いを伝えることができるそうです。必要な人に、この情報が届きますように☆2015/04/21

Noriko

1
かっこちゃんの本は、大好きです〜♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪2015/03/22

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