内容説明
三越幹部、年収1,000万円を投げ捨て、50歳を過ぎて平凡旅館へ転職―。強い情熱と発想と手腕で全国随一の高級旅館「強羅花壇」を育て上げた!1泊1万5,000円を、あえて5万円にして成功させた男の“心”を売るサービスの哲学とテクニック。
目次
序章 旅館にあって、百貨店にないもの
第1章 三越で究めた「物を売る」サービス
第2章 「心を売る」サービスへの挑戦
第3章 一泊五万円のサービス哲学
第4章 心地よさと、安全と
第5章 旅館業のホンネ
終章 「和の物腰」の伝承者として
著者等紹介
幾度啓[キドアキラ]
1930年神戸市生まれ。三越日本橋本店で30年以上勤め上げ、物を売るサービスの真髄を究める。しかし50代で心を売るサービスを学ぶため、当時無名だった箱根の日本旅館・強羅花壇に転職。支配人として強羅花壇を一躍、日本有数の超高級旅館へ押し上げる。現在は物心両面を究めた販売・接客のプロとして、講演や執筆活動、コンサルティング業務にあたる。その独自の接客哲学は「和の物腰」と称され、小売・旅館業者をはじめ、幅広い業界から注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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