内容説明
大和文化の最南端、琉球文化の最北端―そこは、誰も知らない国境の小さい小さな島だった…。九年がかりで遂に完成、空前絶後の紀行ノンフィクション作品。
目次
第1章 種子島・馬毛島(西之表;馬毛島 ほか)
第2章 屋久島・口永良部島(宮之浦;一湊 ほか)
第3章 三島村(竹島;硫黄島 ほか)
第4章 十島村(口之島;中之島 ほか)
著者等紹介
日高恒太朗[ヒダカコウタロウ]
ノンフィクション・ライター。1952年鹿児島県種子島生まれ。04年に発表した『不時着』が第58回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まっちゃん
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離島の持つ良さだけではなく、厳しさにも触れている点で良かったと思います。今後も離島文学やルポルタージュを読み進めていきたいですね。2014/02/08
なりを
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日本国内で3本の指に入る「行くのが難しい箇所」のトカラ列島のことを書いた本、島ごとに衣食住と歴史背景をバランスよく書けており、読んだ後に旅に出たくなる一冊2013/01/27
ミュンヘン
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離島の暮らしぶりがリアルに迫る良書。著者も種子島出身だそう。ロケットの島、整備された道路の裏側で起きていること、南の島が、より南の島を蔑むような意識を持っているカラクリ、ヤマハリゾート開発の痕跡…。なんとも陳腐な感想だが、つくづく日本は広い。2009/09/12
AppleSugar
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TBD2007/09/07