目次
第1章 天の巻(太乙北極真経とは何か;「天」は無限を象徴している;「天」は万物を生み、育てる ほか)
第2章 地の巻(「易」は創造変化の学問;「中」とは矛盾を統一し、発展させること;「陰陽」はすべての矛盾を解決する ほか)
第3章 人の巻(東洋思想の原理原則;「木火土金水」の関係;たとえば、心臓と小腸の関係 ほか)
著者等紹介
安岡正篤[ヤスオカマサヒロ]
明治31(1898)年、大阪市生まれ。大正11年、東京帝国大学法学部政治学科卒業。東洋政治哲学・人間学の権威。すでに20代後半から陽明学者として政財界、陸海軍関係者に広く知られ、日本農士学校を創立、東洋思想の研究と後進の育成に従事。戦後、昭和24年に師友会を設立。財界リーダーの啓発・教化につとめ、歴代首相より諮問を受ける。昭和58年12月13日逝去
芳村玲好[ヨシムラレイコ]
1953年生まれ。桐朋学園大学音楽学部作曲理論学科卒業。文化経済学会会員。東京都立大学助手、新聞社経営、経済雑誌編集長などを経て、独立
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感想・レビュー
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みか
2
サラッと読めた。東洋思想、勉強してみたい。「人の道を学ぶ」「生き方について教えを乞う」「経世済民」そういう事にとても興味がある。安岡正篤。今後、この方が書かれた本を気にかけて読んでいきたいと思う。・・・でも、差し当たり積読本の中の陰陽五行なんかの読みやすそうな本をザッと読んでみよう。そういう本を持っている事は頭の中にあるのに、積んでるだけなのだ。じゃんじゃん読めるように集中力を養わねば。2020/07/06
アイマール
1
国づくり、人づくり、我づくり2019/11/20
鉄斎
1
この本は陰陽五行や易理や干支などについて表面的にさらっと簡単に説明した本で、自分のような初心者からしたら東洋の占いの根本原理的なのもなのの説明くらいにしか思えなかった、著者の安岡正篤さんは平成の元号の考案者で、陽明学の大御所と言うことで、東洋思想や哲学の著書もあるみたいなので、時間があれば他も読んでみたいと思った。 この本自体にはあまり心を掴まれなかったかな。2015/04/26
munesan
0
何度も読まないとわからないことが多かったけど、天や陰陽五行、十干十二支の話は面白かった。最後の小林日出夫さんの対談中に教育の重要さを説いていたけど痛感する。道徳が大事だということを、現代の残酷な犯罪やいじめの報道を見るたびに生き方に対する教育が不十分なんだろうなと感じる。2016/11/15
Masaharu Kamiya
0
そうとも言う…という感想でした。2014/08/25