内容説明
英仏がおよそ100年間にわたって戦った百年戦争、そのあいだに軍装、戦術は大きく変わっていった。本書は、当時のフランス軍を詳細に紹介している。兵士を再現したディティールの細かいカラーイラストとともに、徴兵制度などの軍事政策から、武器、戦略まで資料性の高い確かな情報が凝縮されている。
目次
徴募・召集(リーダーシップ;コンパニー(傭兵団)
失敗の帰結)
組織(シンボルと制服;シャルル7世の改革)
鎧と武器
戦略(初期の戦役:敗北への対応;中期;フランスの解決策:要地をめぐる戦い;戦闘技術;砲兵隊;末期の戦役)
海軍
著者等紹介
ニコル,デヴィッド[Nicolle,David]
1944年にイラストレーターであるパット・ニコルの息子として誕生した。一時はBBCアラビア・サービスで働いていたが「学校に戻り」、東洋研究学部でMAを、エジンバラ大学でPhD(哲学博士号)を取得した。その後には、ヨルダンのヤルムーク大学で世界美術史、イスラム美術史、建築史の教鞭をとっている。彼は中世とイスラムの戦争に関する著作をいくつも書いており、『メンアットアームズ・シリーズ』で多作の寄稿家として長年に渡り活躍している。現在の職場と住所はレスターシャーである
マックブライド,アンガス[McBride,Angus]
世界でもっとも尊敬されている歴史イラストレーターのひとりで、過去25年間にオスプレイ社の70タイトル以上に貢献してきた。1931年にハイランドの両親から生まれたが幼少時に孤児となった彼は、1940~45年にかけてカンタベリー寺院聖歌大学で音楽教育を受けた。1947年以降は広告代理店で働いており、我流の画家である。1949~51年にかけてフュージリア連隊に所属して国家に奉仕した後、アンガスは1953年に南アフリカに移民している。1961年にイギリスに戻った彼は、その後はフリーランスとして活躍するようになった。妻と2人の子供をともなって1976年に南アフリカに帰ったアンガスは、現在ケープ・タウンに住み仕事をしている
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感想・レビュー
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サアベドラ
rbyawa