内容説明
「アメリカが参戦する」ことで、国家とは「民族ではなく居住する地域」であることが明らかになりました。いっぽうドイツや日本にとって、国家とは「居住する地域ではなく民族」という頑強な思想が戦争の根本にくっきりとうかがえるから、第二次世界大戦はもう「国家という定義」についての戦争だった、ということです。結果的には、前記のような国家観の違いが「兵器に著しく表れている」ということがいいたかったワケです。あえて東西二編に分けたのは、実はコレが表現したかったからで、他意はありません。
目次
横綱 200万トン氷山空母ハボクック
大関 レーダー
関脇 150トンセミトレーラー戦車
小結 パンジャンドラム&Tsarタンク
前頭筆頭 B‐36ピースメーカー
前頭二枚目 Tu‐2shガンシップ
前頭三枚目 原子爆弾
前頭四枚目 ソビエッキー・ソユーズ
前頭五枚目 ソ連の可変翼機
前頭六枚目 F‐82ツインムスタング〔ほか〕