内容説明
納得いくまで稽古を繰り返して臨む舞台、小林正樹、黒沢明ら巨匠たちとの出逢い…デビュー間もなくスターとなり、舞台で、映画で、様々な役を演じ続けてきた、俳優・仲代達矢。愛称“モヤ”の誕生秘話や、働きながら夜学に通いバスケットに青春を燃やした貧しい少年時代などその半生をちりばめた自伝的随想集。
目次
靄の夢
交友録
経歴
食
健康法
窓
古都
富士五湖
サロベツ原野の美しき日没
ハムレットの城〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
がっちゃん
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人間。ニンゲン。にんげん。「文は人なり」心血を注がれた文字の羅列は仲代達矢という人間の質を実によくあらわしている。なんて、素敵な人なのだろう。表現者である前に、まずは人間であること。形にならないモヤモヤがまた少し輪郭が見えてきたと感じる。2013/12/02
