生きることへの共感―カントとマルクスの自由と生活の共存する社会

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  • サイズ A5判/ページ数 295p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784883136544
  • NDC分類 134.2
  • Cコード C0010

内容説明

度外れな強制と搾取とが稀ではない格差社会の中で、窮迫に生きる人々と自然への共感を情熱に変えて平和と自由と生活への共存をめざす、カント‐マルクスの合意に基づく人の道。

目次

人間の生活と自由な活動
生活と自由の共存
カントの「自由」と道徳的法則
人間の自由の共存する社会
合意の力による改革
人間愛の哲学とその批判―イエス、フォイエルバッハ、エンゲルス
生命活動を繋ぐ民需市場経済活動
マルクスの方法と概念
馬場辰猪と北村透谷の自由と民権
戸坂潤の文学的道徳
フランス革命の二つの段階
『共産党宣言』とマルクス哲学の違い
ヘーゲルの弁証法について

著者等紹介

原敏晴[ハラトシハル]
1940年、和歌山県日高郡御坊町(旧)に生まれる。和歌山県立日高高校をへて、大阪大学理学部物理学科卒業。1962年、日立製作所中央研究所に勤務。1963年、県立日高高校講師。1965年から国立和歌山高専・一般教育科講師(物理)をへて、教授。2003年3月に退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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