内容説明
近代日本の歴史は結核の歴史である。肺労、労咳、肺病…大正・昭和のはじめに死亡率第1位の猛威をふるいつづけた国民病「結核」。いま、日本の結核罹患率は微妙に増加しはじめ、その歴史はまだ終わっていない。今までの、そしてこれからの結核と日本社会を厳しく見すえた大著。
目次
第1章 結核再考
第2章 近代化と結核
第3章 医者たちの結核とのたたかい
第4章 政府・民間の結核対策
第5章 国民病「結核」と文芸世界
近代日本の歴史は結核の歴史である。肺労、労咳、肺病…大正・昭和のはじめに死亡率第1位の猛威をふるいつづけた国民病「結核」。いま、日本の結核罹患率は微妙に増加しはじめ、その歴史はまだ終わっていない。今までの、そしてこれからの結核と日本社会を厳しく見すえた大著。
第1章 結核再考
第2章 近代化と結核
第3章 医者たちの結核とのたたかい
第4章 政府・民間の結核対策
第5章 国民病「結核」と文芸世界