内容説明
砂漠と鉱物的孤独にみちたこの惑星にあって、「夢はひとつの奇蹟である」。あの『星の王子さま』の作者が夢想した数々の「生のヴィジョン」を読みときながら、行動と瞑想によって培われた生涯を克明にたどるサン=テグジュペリ論の先駆的記念碑。
目次
序説 道学者か詩人か?
第1部 職務の人(初舞台トゥールーズ=ダカール線;南方郵便機;夜間飛行;世界を翔る―壮年期;旅人と人間―観想の道)
第2部 イマージュの創造者(人なき土地;奇蹟の探究;奴隷となった同胞;戦列パイロット;生の力;生の彼方に―小さな王子;城砦)
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- 和書
- アイルランドの詩歌