社会言語学とはなにか - 社会史のなかの言語

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  • サイズ A5判
  • 商品コード 9784883036288
  • Cコード C1080

出版社内容情報

ことばと社会は、どのように結びつき、互いを形づくるのか。社会学、人類学、言語学・コミュニケーション学、宗教学・文化学、社会心理学、教育社会学、ジェンダー研究・子ども研究など、ことばをめぐる全ての学知を横断的に接合し、アラブ・イスラーム圏とユダヤ世界、欧州と南北アメリカ、南アフリカや南太平洋を含む、世界各地に見られることばと社会の多様な関係を体系的に探究・提示する。言語人類学の泰斗による記念碑的著作。
目次

第1章 社会学/社会言語学にとって階層とは何か―ラボヴ派社会言語学などに見られる連続的ダイグロシアの諸階層
第1節 階層と階級―社会科学における階層研究とその批判
第2節 アフリカ系アメリカ人(黒人)俗語英語とその社会言語学的分析
第3節 スタイル・シフト
第2章 ジェンダーと―聖/俗なるものの言語
 第1節 ジェンダー、権力/権威、そしてアイデンティティの言語とその階層
 第2節 ユダヤ教、語用、ジェンダー指標
第3章 アラブ社会言語学―社会史のなかの言語
 第1節 導入
 第2節 エジプトの言語政治とイスラーム
 第3節 言語をめぐる闘争―モロッコ、アルジェリア、チュニジアにとってのアラビア語、ベルベル語、フランス語
第4節 言語とジェンダー、そして標準語の記号論
第4章 社会言語学的階層と同化と異化――分裂生成の諸例
 第1節 潜在的威信―ジェンダーと「土着の誇り」
 第2節 分裂生成―差異の昂進
 第3節 潜在的威信と差異化の原理
 第4節 差異化をもたらす接触―発散的アコモデーションの過程
第5章 アコモデーション理論、クロッシング、社会言語学的階層、そして政治経済の記号論
 第1節 アコモデーション理論の系譜―社会、心理、言語、そしてミクロとマクロとを繋ぐ再帰的メタ語用
 第2節 オーディエンス・デザイン、クロッシング、マクロ・コンテクスト―在イギリス南アジア系移民などを事例として
 第3節 アコモデーション、同化と異化、 社会階層―アイデンティティ、葛藤、二重意識
 第4節 社会言語と政治経済層―コミュニケーション論の地平
 第5節 結語 現代社会とその言語―コミュニケーションの過程における社会言語学的階層と政治経済的秩序
結―社会言語学と社会の全域、あるいは、ことばに関わる全ての学に向けて


【目次】



第1章 社会学/社会言語学にとって階層とは何か――ラボヴ派社会言語学などに見られる連続的ダイグロシアの諸階層 11
第1節 階層と階級――社会科学における階層研究とその批判 14
第1項 社会科学における階層研究:日本の教育社会学などを事例として 14
階層分類(職業分類) 18
職業威信スコア:職業に対するイーミックな認識 23
年齢(時間):加齢・時代・コーホート効果 25
階層研究:学歴に対して効果を持つ変数 32
アスピレーション、地位達成モデル、職業威信スコア 39
第2項 ラボヴ派社会言語学における階級、階層、ジェンダー、人種 44
ラボヴ派における「階級」と「階層」 44
古典的なラボヴ派の研究における「ジェンダー」の概念化とその批判 46
ラボヴ派に見られる(構造)機能主義的な「階級」理解とその批判:合意理論と葛藤理論 47
古典的なラボヴ派のサンプル抽出法における偏向:同質的範疇の措定と少数者の抑圧 55
階級と人種:イギリスとアメリカでのラボヴ派社会言語研究の比較 57
第2節 アフリカ系アメリカ人(黒人)俗語英語とその社会言語学的分析 63
アフリカ系アメリカ人俗語英語:人種と言語 63
古典的ラボヴ派の記述に見られる本質主義的シェーマと人種主義的含意 74
アフリカ系アメリカ人俗語英語、その起源をめぐる葛藤:クレオリストと(ネオ)アングリシストとの対立とその超克の試み 81
言語変種に見られる言語構造的な統一性・一体性の欠如:世界諸英語(World Englishes)を事例として 87
言語変種の構造分析における決定性の欠如とその要因 93
第3節 スタイル・シフト 95
社会言語学的ステレオタイプ 96
マーカーとインディケーター 99
社会言語学的調査法:マーカーとスタイル・シフト 100
書きことば、話しことば、そして言文一致体=標準語 103
社会言語学的パターン 106
過剰矯正、中間階級、発話のフォーマリティ 108
低出生率、中産階級、新マルサス主義 113
小括 117

第2章 ジェンダーと――聖/俗なるものの言語?121
第1節 ジェンダー、権力/権威、そしてアイデンティティの言語とその階層 123
ジェンダーと言語 123
調査者=インタヴュアーの属性とジェンダー、そして子ども研究:社会科学、批判性、コンテクスト依存性 128
広域伝播/ネットワークとジェンダー 133
ジェンダーとネットワーク、そして権力と象徴的権威:デトロイト郊外のハイスクールの事例 135
JocksとBurnoutsの対照性と非言語的社会指標:アイデンティティの記号論 138
第2節 ユダヤ教、語用、ジェンダー指標 144
アメリカのユダヤ教徒、その言語使用とジェンダー指標 144

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