内容説明
30年以上紹介されてこなかった中国社会言語学の現状を明らかにする。中国における社会言語学の研究そして実践的教育はどのように行われているのか。研究事例の紹介から、社会言語学の理論的背景や研究手法を解説し、学習者が「社会言語学的実験を行う」ことで、社会言語学を身をもって体験し、日々の「言語的事実」をどのように捉えていくかを学ぶための実践例。
目次
第1章 序論
第2章 言語変異と言語変化
第3章 相互行為の社会言語学
第4章 言語接触
第5章 言語コミュニティ理論
第6章 都市言語調査
第7章 言語アイデンティティ
第8章 言語計画
第9章 総論
著者等紹介
徐大明[ジョダイメイ]
オタワ大学言語学博士学位取得。現在、南京大学文学部教授。専門は、社会言語学(主に言語コミュニティー理論、都市言語調査、多言語社会等)
河崎みゆき[カワサキミユキ]
華中科技大学言語学博士学位取得。現在、國學院大學大学院非常勤講師。専門は、社会言語学および日中対照言語研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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