内容説明
物質世界を生きる人間は、異界にある人ならざるものとどう相対してきたのか。日常世界とは異なる時空に神や霊的存在などがいる/あるとする考え方は人類におおむね共通する。通常の五感では関知しえないそれらの存在との相互交渉における物質性の諸相について、文化人類学と美術史が共同し、民族誌的報告や事例研究をもとに比較検討する。
目次
第1部 基調論文
第2部 経験・思考・想像力
第3部 人格・エージェンシー・生動性
第4部 聖性・奇跡・交渉
第5部 空間・環境・設え
第6部 儀礼・パフォーマンス・演出
著者等紹介
木俣元一[キマタモトカズ]
名古屋大学教授。博士(中世考古学/パリ第一大学、文学/名古屋大学)
佐々木重洋[ササキシゲヒロ]
名古屋大学教授。博士(人間・環境学/京都大学)
水野千依[ミズノチヨリ]
青山学院大学教授。博士(人間・環境学/京都大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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