風のイコノロジー―風、ルーアハ、受肉、匂い、しみ、動き、カイロス、クモの巣、静けさについてのエッセイ集

個数:
  • ポイントキャンペーン

風のイコノロジー―風、ルーアハ、受肉、匂い、しみ、動き、カイロス、クモの巣、静けさについてのエッセイ集

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月30日 15時31分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 304p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784883035472
  • NDC分類 704
  • Cコード C0071

内容説明

神の息吹として高められ、身体器官から放たれるものとして貶められもする“風”。目に見えないその存在は西洋文化や美術の中でどう表現されてきたのか。

目次

第1部 風/“ルーアハ”/“プネウマ”をめぐる簡潔な人類学(風と環境、風と声、風と匂い;“ルーアハ”(RWH)
ヘレニズムからキリスト教へ―“プネウマ”から“スピリトゥス”へ ほか)
第2部 受肉と昇華(受肉―どうして、そのようなことがありえましょうか;昇華―天使、耳、口、光、鳩;匂い―言葉にできないもの ほか)
第3部 空気と動きの解釈学(動きと図像解釈学の起源;レオナルドの“プネウマ”的形態;カイロスあるいは好機 ほか)

著者等紹介

バート,バーバラ[バート,バーバラ] [Baert,Barbara]
1967年生。カトリック・ルーヴェン大学文学部美術史教授。イコノロジー、芸術理論と分析、中世美術を担当。ヨーロッパ(バウハウス大学、ミラノ大学、ベルリン自由大学など)、アメリカ(プリンストン大学など)のさまざまな大学から客員教授や招聘研究員として招致された。ベルギーの王立フランドル・アカデミーおよびヨーロッパ・アカデミーの会員。出版社ペーテルス(ベルギー)から刊行したイコノロジーに関する研究刊行物において、4種の学術叢書を創設し、編集長を務める。受賞歴も多く、2016年に人文科学におけるフランキ賞を受賞した。2017年11月には、ベルギーのレオポルド騎士団の騎士に叙階された

蜷川順子[ニナガワジュンコ]
1954年生。京都大学大学院文学研究科博士後期課程(美学美術史学専修)修了。Ph.D.(芸術学、ヘント大学)。近畿大学助教授、関西大学教授などを経て、関西大学名誉教授、東西学術研究所客員研究員(風景表象研究班)。美学会、美術史学会などの会員。専門は芸術学、美学、西洋美術史、とくに初期ネーデルラント美術や、中世末から近世初期のキリスト教図像学、風景表象、建築と色彩を研究対象としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。