目次
地獄篇―出発点(鞆の浦から考える;イメージボードから考える;海から陸を考える;ワーグナーの『ワルキューレ』から考える)
煉獄篇―折り返し点(日本美術史から考える;漱石の暗号から考える;ベルイマン監督の映画『仮面/ペルソナ』から考える;司馬遼太郎の『坂の上の雲』から考える)
天国篇―終着点(三島由紀夫『豊饒の海』から考える;小川未明と寺山修司から考える;エドガー・アラン・ポーから考える;「生まれてきてよかった」から考える)
著者等紹介
渡辺真也[ワタナベシンヤ]
1980年静岡県沼津市生まれの映画監督/インディペンデント・キュレーター。ニューヨーク大学大学院シュタイナート教育学部修士課程修了後、イーサン・コーヘン・ファインアートにてギャラリー・マネージャーを二年務め、アートキュレーターとして国民国家に焦点を当てた国際美術展をアメリカ、スイス、ドイツ、日本等で開催。東京都歴史文化財団東京文化発信プロジェクト室を経て文化庁新進芸術家海外研修員(2011‐2013)。ベルリン技術経済大学造形文化学部で四年間教鞭を執る傍ら、『ユーラシアを探して―ヨーゼフ・ボイスとナムジュン・パイク』(三元社)にてベルリン芸術大学造形学部博士課程を修了。美術史博士。初監督映画『SoulOdyssey―ユーラシアを探して』(2016)でインドネシア世界人権映画祭優秀作品賞、ストーリー賞を受賞。テンプル大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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