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内容説明
ボイスとパイク、ヨーロッパとアジアの芸術家二人による25年に渡る壮大なコラボレーション ユーラシアを解読する。
目次
第1章 ユーラシアの創造(一九四五年までのヨーゼフ・ボイス;一九四五年から一九六二年までのヨーゼフ・ボイス;アウシュヴィッツ・ビルケナウ記念碑』;シリーズ『白鳥の知性』;『「西洋人プロジェクト」からの4冊の本』;『ユーラシア人)
第2章 ヨーゼフ・ボイスとナムジュン・パイクの出会い(一九六一年のデュッセルドルフにて;ボイスの『シベリア交響曲第一楽章』;『ピアノ・アクション』;ボイスとパイクの「アジット・ポップ/デ・コラージュ」;ボイスとパイクの『二四時間』;パイクとモーマンの『できるだけ退屈に』とボイスの『グランドピアノのための等質浸潤』;パイクの『ガダルカナル鎮魂曲』;ボイスの『フェルトTV』と『ユーラシア』)
第3章 ユーラシアの発展(ボイスの『自由民主社会主義国ユーラシア』;ボイスの『ユーラシアの杖』;パイクの『エレクトロニック・スーパーハイウェイ』;ドクメンタ6でのサテライト・テレキャスト)
第4章 出会いと別れ(ボイスとパイクの『ジョージ・マチューナス追悼』;ボイスの『七〇〇〇本の樫の木』;ボイスとパイクの最後のパフォーマンス:日本での『コヨーテIII』)
著者等紹介
渡辺真也[ワタナベシンヤ]
1980年静岡県沼津市生まれの映画監督/インディペンデント・キュレーター。ニューヨーク大学大学院シュタイナート教育学部ビジュアル・アート・アドミニストレーション修士課程修了後、ニューヨークのイーサン・コーヘン・ファインアートにてギャラリー・マネージャーを2年務め、アートキュレーターとして国民国家に焦点を当てた国際美術展をアメリカ、スイス、ドイツ、日本などで開催。東京都歴史文化財団東京文化発信プロジェクト室を経て、文化庁新進芸術家海外研修員(2011‐2013)。ベルリン工科経済大学造形文化学部で4年間教鞭を執る傍ら、本書にてベルリン芸術大学造形学部社会経済コミュニケーション学科コミュニケーション科学にて博士課程を修了。美術史博士。初監督した映画『Soul Odyssey―ユーラシアを探して』(2016)が、インドネシア世界人権映画祭(IFFPIE)にて優秀作品賞とストーリー賞を受賞。テンプル大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。