内容説明
音楽史上もっとも偉大な人物の一人であるモーツァルト。35歳という短い人生で、比類のない美と創意工夫に満ちた作品の数々を生み出し、音楽のジャンルをあらゆる領域で豊かにし革新してみせた。人生、野心と不安、驚くべき成果、また友人、家族、ライバル、パトロンなど、その逸話は、さながら自身の音楽のようにヴァイタリティにあふれている。さあ、彼自身に語ってもらいましょう。
目次
ヴォルフガング・A.モーツァルト(1756‐1791)小伝
モーツァルトとコーヒータイム(人間モーツァルト;モーツァルトと同業者たち;世間並の夫;作曲家として;弟子から教師へ;ザルツブルク時代;故郷から離れて;ウィーン、クラヴィーアの町;皇帝たちを楽しませる;政治と反逆;多様性と斬新性:モーツァルトの器楽音楽;オペラにかかわる人々;道徳観と趣意:モーツァルトのオペラ;宗教音楽、信仰、子としての義務;レクイエム)
著者等紹介
ラシュトン,ジュリアン[ラシュトン,ジュリアン] [Rushton,Julian]
1941‐。リーズ大学の名誉教授(音楽学)。『クラシック音楽小史』をはじめ、モーツァルト、ベルリオーズ、エルガーなど数多くの作曲家についての研究著作がある。1994年から1999年まで王立音楽協会の会長、1993年からはムジカ・ブリタニカの編集委員長を務めている
下山静香[シモヤマシズカ]
ピアニスト、執筆家。桐朋学園大学卒。文化庁派遣でスペインに留学。東京大学、桐朋学園大学非常勤講師。日本スペインピアノ音楽学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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