“場所”で読み解くフランス近代美術

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“場所”で読み解くフランス近代美術

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883034031
  • NDC分類 723.35
  • Cコード C0070

出版社内容情報

作品は抽象的な内省の産物ではない。画家たちは現実の土地や建物に感覚を刺激されながら思考し表現してきた。創造のエンジン、〈場所〉を問いなおす。オールカラー。

まえがき

クールベ (石谷 治寛)
 クールベとオルナン 風景と動物へのメタモルフォーシス
 クールベのゆかりの地を訪ねて

ピサロ (鈴木 慈子)
 ピサロとノルマンディー 港湾都市を描く
 ピサロのゆかりの地を訪ねて

セザンヌ (永井 隆則)
 セザンヌとジャズ・ド・ブッファン 〈親密さ〉の表象
 セザンヌのゆかりの地を訪ねて

ゴーギャン (廣田 治子)
 ゴーギャンとブルターニュ 土地との交感
 ゴーギャンのゆかりの地を訪ねて

マティス (大久保 恭子)
 マティスとニース 飛翔の場としてのアトリエ
 マティスのゆかりの地を訪ねて

レジェ (山本 友紀)
 レジェとノルマンディー 故郷の残映
 レジェのゆかりの地を訪ねて

人名索引/地名索引
あとがき


永井隆則[ナガイタカノリ]

石谷治寛[イシタニハルヒロ]

鈴木慈子[スズキヨシコ]

廣田治子[ヒロタハルコ]

大久保恭子[オオクボキョウコ]

山本友紀[ヤマモトユウキ]

内容説明

作品は抽象的な内省の産物ではない。画家たちは現実の土地や建物に感覚を刺激されながら思考し表現してきた。創造のエンジン、“場所”を問いなおす。現地取材写真と図版を満載/オールカラー。

目次

クールベとオルナン―風景と動物へのメタモルフォーシス
ピサロとノルマンディー―港湾都市を描く
セザンヌとジャズ・ド・ブッファン―“親密さ”の表象
ゴーギャンとブルターニュ―土地との交感
マティスとニース―飛翔の場としてのアトリエ
レジェとノルマンディー―故郷の残映

著者等紹介

永井隆則[ナガイタカノリ]
学士、修士、博士(文学)号(京都大学文学部美学美術史学科、同大学文学研究科)、Dipl^ome d’´etudes approfondies(プロヴァンス大学博士課程博士論文提出資格課程(歴史と文明;美術史)、エクス・アン・プロヴァンス、フランス共和国)。京都国立近代美術館主任研究官を経て、京都工芸繊維大学大学院デザイン・建築学系准教授。専攻はフランス近代美術史とデザイン史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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よみこ

15
以前行った『ランス美術館コレクション』は、フランス近代美術の巨匠たちの風景画を地図をたどりながら鑑賞できる趣向で、風景画の新しい楽しみ方を見出すことができた。チューブ絵の具が発明されて以来、画家は外に出るようになる。陽の光の移ろいや空気の色が研究され、描く題材も変わってくる。本書では、その時代の画家たちがどこを拠点とし何を描いたか、時系列で多くの図版と共に紹介しており、創作活動への理解が深まる。当時の歴史資料としても注目に値すると思う。電車もインターネットもない時代の芸術家の創造性に、大いに刺激を受けた。2021/10/24

ハチ

8
良作。フランスで絵画のモチーフや霊感源となった街・風景・風俗を多彩な写真に添えて程よく読みやすい解説で巡れる。こんな小径を描いたのか!しかもまだその小径は存在するのかと驚かされたり、かの巨匠はこの風景を見てこの作品を仕上げたのかと気持ちがいっぱいになったり。なにしろ、写真が豊富で綺麗。2020/01/16

ラウリスタ~

7
流し読み。六人の研究者が、クールベ、ピサロ、セザンヌ、ゴーギャン、マティス、レジェを分担。個人的には、クールベとオルナンの章が興味深かった。オルナンって単なる田舎町くらいの印象しかなかったが、19世紀前半のパリ人口倍増期に、多くの若者がパリに吸い取られて行った場所なんだな(クールベ自身を含め)。オルナンの埋葬は、まちの東部にできた新墓地に初めて葬られた大叔父の埋葬だと(この時期、墓地の移転ってよくあるね)。擬人化された自然(山、水源)など、単に一画家のスケッチ場所の列挙に止まらない射程の広さがある。2023/02/22

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