出版社内容情報
彫刻、絵画、建築、詩、あらゆる分野でイタリア・ルネッサンスを代表するミケランジェロ。「神のごとき」とうたわれた驚異の天才は、辛辣さでも超一流の強烈な個性の人でした。人類史上もっとも偉大な芸術家の生涯と実像を彼自身に語ってもらいましょう。
まえがき ジョン・ジュリアス・ノリッジ 4
はじめに 8
ミケランジェロ(1475-1564)小伝 11
ミケランジェロとコーヒータイム 37
独学の反逆児 38
身体美 48
天才の「線」―詩とデッサン 56
メスあるいは知の最前線 64
「神のごとき」か「きわめて人間的」か 72
専制君主と民主主義者 79
女性の表現 88
巨人主義 97
大理石マニア 106
画家は己を描くもの 114
完成と未完成 122
天国か地獄か 130
参考文献「読者の方々、私ミケランジェロ・ブオナローティと、
もう一杯コーヒーをいかがですか」 140
索引 142
訳者あとがき 146
ジェイムズ・ホール[ジェイムズ ホール]
ジョン・ジュリアス・ノリッジ[ジョン ジュリアス ノリッジ]
大木麻利子[オオキマリコ]
内容説明
彫刻、絵画、建築、詩、あらゆる分野でイタリア・ルネサンス期を代表するミケランジェロ。巨大な大理石彫刻“ダヴィデ”やシスティーナ礼拝堂の“最後の審判”など空前絶後の壮大な作品を独力で仕上げ、「神のごとき」と賞讃された驚異の天才は、辛辣さでも超一流の強烈な個性の人でした。人類史上もっとも偉大な芸術家の生涯と実像をさあ、彼自身に語ってもらいましょう。
目次
ミケランジェロ(1475‐1564)小伝
ミケランジェロとコーヒータイム(独学の反逆児;身体美;天才の「線」―詩とデッサン;メスあるいは知の最前線;「神のごとき」か「きわめて人間的」か;専制君主と民主主義者;女性の表現;巨人主義;大理石マニア;画家は己を描くもの;完成と未完成;天国か地獄か)
著者等紹介
ホール,ジェイムズ[ホール,ジェイムズ] [Hall,James]
かつて英国の日刊紙「ガーディアン」の美術批評を担当した。フリーランスの美術批評家・美術史家・大学講師
大木麻利子[オオキマリコ]
翻訳家、美術史家。慶應義塾大学美学美術史学科後期博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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