“西洋美術史を学ぶ”ということ

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“西洋美術史を学ぶ”ということ

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  • サイズ B6判/ページ数 111p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883033683
  • NDC分類 702.3
  • Cコード C0070

内容説明

“西洋美術史”は何の役に立つの?実学偏重傾向にある大学での学び。そこで“西洋美術史”を学ぶのは優雅な“趣味”と見られがち。でも、異文化を理解し、美術作品という視覚的な物を言語化し、それを歴史的に考察する“西洋美術史”は、汎用性の高い能力を習得できる学問なのです。

目次

第1部 私と西洋美術史(発表1(高階秀爾)
発表2(千足伸行)
発表3(石鍋真澄))
第2部 日本で“西洋美術史”を学ぶ意味

著者等紹介

高階秀爾[タカシナシュウジ]
1932年生まれ。東京大学教養学部卒業後、大学院在学中にフランス政府招聘給費留学生としてフランスに留学。帰国後、国立西洋美術館主任研究官、東京大学文学部教授、国立西洋美術館館長を歴任。現在、東京大学名誉教授、大原美術館館長、西洋美術振興財団理事長。2012年文化勲章を受章

千足伸行[センゾクノブユキ]
1940年生まれ。東京大学文学部卒業後、TBSを経て国立西洋美術館に勤務。1970年西ドイツ政府給費留学生としてミュンヘンに留学。帰国後、国立西洋美術館主任研究官、成城大学文芸学部教授を歴任し、数多くの展覧会を監修。現在、成城大学名誉教授

石鍋真澄[イシナベマスミ]
1949年生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程を修了後、フィレンツェ大学に留学。帰国後、成城大学短期大学部教授を経て、成城大学文芸学部教授。文学博士

喜多崎親[キタザキチカシ]
早稲田大学大学院文学研究科博士課程中退。国立西洋美術館主任研究官、一橋大学大学院言語社会研究科教授などを経て、成城大学文芸学部教授。文部科学省在外研究員としてオルセー美術館で研修。博士(文学)。専門は十九世紀フランス美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ネコタ

20
西洋美術史の専門家である高階秀爾先生、千足伸行先生、石鍋真澄先生が成城大学で行った講演をまとめたもの。それぞれの先生と西洋美術との関わりについての講演の後、「西洋美術史は何の役に立つのか」といったことを中心に日本で西洋美術を学ぶことの意味といった題目でのパネルディスカッション。石鍋先生の「海外旅行が3倍楽しくなる」という回答が印象的(笑)大学教育でアメリカのようなリベラル・アーツを重視するべきだという考えに納得。狭い専門性よりも広い視野が重要。2017/06/08

kiho

13
美術史と深く関わってきた3人が、それぞれの言葉で、美術を通して感じてきたこと、美術から見えることを語っている⭐私たちの実生活に直結したものではないけど、1枚の絵からどれだけの事がうかがい知れるのか…その裾野の広がりを感じた♪2016/06/12

T M

6
成城大学でのシンポジウム講演録。各先生の西洋美術史に関わることになったきっかけの報告と、学ぶ意味を考える鼎談で構成。リベラルアーツ講座の企画の1つで美術史を考える身として、企画委員の喜多崎先生のまとめが一番、私の欲しかった言葉でした。「それぞれの学問領域には長い研究の歴史の中で培われた方法論、対象に応じたやり方がある。それを体系的に習得することにより、汎用性の高い論理能力を培うこと。それは広く浅い知識の習得では身につきにくい。1つの方法論をしっかり身につけることは有用である。」このように読み解きました。2016/04/16

くれは

6
小冊子でありながら「<西洋美術史を学ぶ>意義は何か?」という深い問いに非常に明快に答えています。なぜ自分がこんなに美術好きなのか、この本を読んでようやく解かった気がします。以下、気になったところを引用しつつ要約してみます; <西洋美術史を学ぶ>ということは“異文化を対象とし、それを理解すると同時に自らの文化的アイデンティティを作り上げ、またそれを相対化すること。美術作品という具体的なものを対象としながら、あくまでそれを言語化して捉えること。そして歴史として過去の人類の軌跡を評価すること(P110)”です。2015/01/07

わー

4
物から過去を探る学問は、考古学と美術史であると述べられていた。確かに二つを兼任なさる方を見るには見る。特に古代。2015/04/20

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