内容説明
いま、多言語化、多言語社会、多言語主義、多言語政策、多言語サービス…、「多言語」が飛びかっています。本書は、移民の増加とともに日本で進行しつつある「多言語化」をキーワードに、日本語・国語教育、母語教育、言語福祉、言語差別などをわかりやすく解説する「多言語社会」言語学入門書です。
目次
多言語社会のとらえかた―いくつかの視点
言語マイノリティ―地域的少数言語を中心に
国語と日本語政策
多言語政策―複数言語の共存は可能か
多言語サービス・多言語支援
移民の母語教育
日本語教育
多言語能力と外国語産業
言語接触と言語混交
エスニック・メディア―移民の言語活動とメディア
言語福祉という視点―情報弱者を生まないために
言語意識とコミュニケーション
言語差別とは何か
言語コミュニティ
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