ピナ・バウシュ―タンツテアターとともに (新装版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883032716
  • NDC分類 769.34
  • Cコード C0073

内容説明

ドイツの革新的ダンスカンパニー、タンツテアター・ヴッパタール。2009年に急逝した振付家ピナ・バウシュとダンサーたちの創造の現場とかれらのパーソナリティーをカンパニーのドラマトゥルクがつぶさに語る。カンパニーが独自のスタイルを完成させていった1970・80年代の貴重な記録。舞台と稽古場の写真を多数収録。

目次

わたしのもとへ 一本の枝、一枚の壁―ピナ・バウシュとそのタンツテアターについての試論
“純潔伝説”―いくつかのリハーサル中の観察、メモ、経験
ロルフ・ボルツィク―一九四四年七月二九日‐一九八〇年一月二七日
“カフェ・ミュラー”―連想
「何をしてもかまわない。笑ってもいい、泣いてもいい」―ダンサー メリル・タンカードのポートレート
“ワルツ”―リハーサルでの問いかけ、テーマ、キーワード
イサベル・リバス・セルラ―一九五九年五月二九日‐一九八三年十二月十四日
“山の上で叫び声が聞こえた”―リハーサルのメモ
“ツー・シガレッツ・イン・ザ・ダーク”―リハーサル日記
カスパールと僧侶―ダンサー ドミニク・メルシィの肖像〔ほか〕

著者等紹介

ホーゲ,ライムント[ホーゲ,ライムント][Hoghe,Raimund]
フリーのジャーナリストとして、「ディ・ツァイト」紙、「テアター・ホイテ」誌、西ドイツラジオ放送に寄稿している。1980年からタンツテアクー・ヴッバータールのドラマトゥルクに就く。賞としてはテオドール・ヴォルフ賞とノルトライン・ヴェストファーレン州の文字推進賞を受ける

ヴァイス,ウリ[ヴァイス,ウリ][Weiss,Ulli]
1976年からフリーの女性写真家として活動

五十嵐蕗子[イガラシフキコ]
1944年東京都生まれ。1972年早稲田大学博士課程修了。ドイツ語ドイツ文学専攻。非常勤講師を経て、国立音楽大学准教授を最後に2009年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

郁乎

1
読了。映画を観る前のお勉強。 カンパニーのドラマトゥルクだったライムント・ホーゲがピナの活動について詩的な表現で語ったもの。 ホーゲはピナの舞台が持つ意味の多様性について繰り返し言及しているが、ホーゲ自身はピナの舞台を愛にあふれたものと解釈していることはよく伝わってくる。僕はピナの舞台を見ると、愛よりもディスコミュニケーションの様々な形態に思いを馳せてしまうので面白い。 ヴッパタールをもう一度見て、今度はどんな感情が引き出されるのか、改めて体験したいと思った。ヴッパタールの再来日を望む。2012/03/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2381820
  • ご注意事項

最近チェックした商品