内容説明
漢語、漢字改革はいかに行われたか!アヘン戦争から現在までの、中国大陸、台湾における言語政策をクロノジカルに追いながら、中華民国、中華人民共和国という相反する国家の言語認識を跡づけていくと同時に、文字とどう向き合い、いかに対処しようとしていたかを、明らかにしていく。
目次
第1章 中国における「標準語」・「共通語」
第2章 中国大陸における初期の文字改革運動
第3章 漢語のローマ字表記法
第4章 漢字の簡略化
第5章 「共同語」とその他の言語との関係
第6章 中国における言語政策と民族概念
著者等紹介
藤井(宮西)久美子[フジイ(ミヤニシ)クミコ]
1967年大阪府生まれ。1989年大阪大学文学部卒業。1999年大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程修了(大阪大学博士(言語文化学))。現在、宮崎大学教育文化学部講師
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