内容説明
本書は、長野県飯田市の下伊那教育会発行による『下伊那教育』第百七十三号(平成四年七月)から第二百号(平成十二年七月)に連載された『西尾実の生涯と学問』に部分的な修正を施し、上梓されたものである。
目次
父の教え
二つの出会い
東京帝国大学選科学生時代
島木赤彦と淑徳高女
松本女子師範学校時代
「信濃教育」編集主任
川井訓導事件と妻の死
成蹊高等女学校時代
市立二中時代(『国語国文の教育』;岩波教科書『国語』)
東京女子大学時代(国語教育学会の設立と活動;両親の死と中国視察の旅 ほか)〔ほか〕
著者等紹介
安良岡康作[ヤスラオカコウサク]
1917(大正6)年埼玉県熊谷市に生まれる。1940(昭和15)年東京帝国大学文学部国文学科卒業。日本中世文学・国語教育専攻。東京学芸大学教授、専修大学教授を歴任。2001(平成13)年10月死去
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