出版社内容情報
のぶみ×武田双雲がおくる、自分の人生を「自分であるために生きる」という新しい解釈の「アリとキリギリス」の絵本。
寓話の中で、死んでいるキリギリスのことをアリのお母さんは「遊んでばかりいるとこうなってしまう」と子どものアリに諭す。幼馴染だったキリギリスと無心で遊んでいた頃を思い出す子どものアリ。
そして成長していくアリとキリギリスは、やがて仕事への生きがいや人生観を、異なる価値観によって分断され、それぞれの道を生きていくことになる。
その後、苦しみや、悲しみ、無力感を感じたとき、立ち止まりふと考える。
「子どものころ、砂場で遊んでいだときは、あんなに楽しかったのに」「人生に苦しみって必要?」という問いかけから、多種多様な人生の選択を超えて、生きることの真理を見出す。
自分の人生を「自分であるために生きる」という意味を改めて考えさせられる、現代に合った新しい「アリとキリギリス」の絵本。
内容説明
そのとしキリギリスは、はじめてアリのためたごはんでふゆをこしました。きみはすばらしい!!っていいあいながら、しあわせにくらしました。
著者等紹介
のぶみ[ノブミ]
絵本作家。1978年、東京都生まれ。累計60万部を超える『ママがおばけになっちゃった!』シリーズ(講談社)をはじめ、多数の著書を手掛ける。NHK Eテレ『みいつけた!』では、「おててえほん」コーナーのイラストを担当。フォロワー9万人を超えるInstagramでも作品を日々投稿し、幅広く活動中
武田双雲[タケダソウウン]
書道家、現代アーティスト。1975年、熊本県生まれ。映画『春の雪』、『北の零年』、NHK大河ドラマ『天地人』をはじめ、数多くの題字、ロゴを手がける。2013年には、文化庁より文化交流使の指名を受け、海外に向けて、日本文化の発信を続けている。2019年の改元に際し、「令和」の記念切手に書を提供。著書は50冊を超える。近年は現代アーティストとして作品を発表するなど、多岐にわたり活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
ヒラP@ehon.gohon
喪中の雨巫女。
千利体
華證