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内容説明
ニューヨーク州ウッドストックの森で、児童文学から、禁断の大人の恋まで紡ぎ出す“言葉の魔術師”とプロダクトデザイナーを目指してイタリアへ。いまはトスカーナの丘で物語を組み立てる“物語の建築士”。作品を通して出会ったふたりが語りあうのは、仕事のこと、旅のこと、いまの子どもたちをとりまく環境のこと、アメリカ、イタリア、日本の三角関係について…。ふたりの児童文学作家による往復書簡。
目次
第1章 子どもの本を書くということ(はじめまして;なぜ「子どもの本」なのか)
第2章 アメリカ、イタリア、日本の子どもたちへ(海の向こうの国が与えてくれたもの;子どもの世界をとりまくものを考える;「違い」を楽しむ)
第3章 窓を開けるとき(未来を考える;子どもたちの「将来」に大人が果たす役目って?;旅にでよう!)
第4章 景色は広がるよどこまでも(声を大にして言いたいこと;環境のこと)
第5章 この窓の向こうのあなたへ(それではまた、東京で)
著者等紹介
小手鞠るい[コデマリルイ]
1956年、岡山県備前市生まれ。同志社大学卒業後、出版社勤務、学習塾講師、フリーライターなどを経て1992年に渡米。1996年から現在まで、ニューヨーク州ウッドストックの森の住人。児童書、一般文芸ともに著書多数
佐藤まどか[サトウマドカ]
東京都出身。1987年にイタリアへわたり、DOMUS ACADEMYプロダクトデザイン科を卒業後、ミラノにデザインスタジオを開設。医療器具や時計、家具、内装などのデザインを手がけるかたわら、デザイン専門誌にコラムを執筆。2006年、『水色の足ひれ』で第22回ニッサン童話と絵本のグランプリ童話部門大賞を受賞し、児童文学作家に。現在はイタリア中部のトスカーナ州に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。