出版社内容情報
真鈴はウルトラマラソンに挑戦する。死んだ父が果たせなかった、永久ゼッケンを心の中で手にするために。爽やかなマラソン小説。舞台は、多摩川沿いのランニングコース。毎年ここで、100キロを走るウルトラマラソンが開催される。主人公の24歳の女性・真鈴(マリン)は、母親とともに50キロコースに挑戦することになった。亡くなった父親が果たせなかった10回目のウルトラマラソン完走を、二人合わせて達成するため。そして、10回目の完走者に贈られる、多摩川ブルーの永久ゼッケンを、心の中で手にするために。
一方、純一はかつて日本のトップ長距離ランナーだったが、故障によってスランプになり、目標を見失いかけていた。しかし、このウルトラマラソンに参加することで、走る喜びを取り戻そうとしていた。
そんな真鈴と純一の出会いを軸に、さまざまな事情を抱えながら、大会に参加するランナーたちの姿をえがく群像劇。ランナーの数だけ、ドラマがある! 爽やかな感動を呼ぶマラソン小説。
倉坂 鬼一郎[クラサカキイチロウ]
著・文・その他
内容説明
多摩川沿いのランニングコースでは、毎年、100キロを走るウルトラマラソンが開催される。真鈴は、母親とともに50キロコースに挑戦することになった。亡くなった父親が果たせなかった10回目のウルトラマラソン完走を、二人合わせて達成するため。そして、10回目の完走者に贈られる、多摩川ブルーの永久ゼッケンを、心の中で手にするために―
著者等紹介
倉阪鬼一郎[クラサカキイチロウ]
1960年、三重県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。87年、短篇集『地底の鰐、天上の蛇』(幻想文学会出版局)でデビュー。97年、『百鬼譚の夜』(出版芸術社)で再デビュー後に専業作家となり、ホラー、ミステリー、幻想小説、時代小説など、200冊に迫る多彩な作品を発表。短詩型文学や翻訳なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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雅
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tetsubun1000mg
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