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虫たちの祝宴―雑木林の博物誌〈2〉

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  • サイズ A4判/ページ数 198p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784882933953
  • NDC分類 486
  • Cコード C0072

内容説明

樹液に集うミヤマクワガタ、オオムラサキ、スズメバチ、ルリタテハetc、クマゼミの羽化、ホソヒラタアブの交尾、珍蝶ヒサマツミドリシジミとの急接近、食うか食われるかの生存競争―。早春から梅雨明けの雑木林を舞台に繰り広げられる虫たちだけの饗宴を辛抱強く狙い続けた著者による“決定的瞬間”の数々。

目次

ギフチョウの博物誌
「ユウスゲ」を喰う「フサヒゲルリカミキリ」
緋縅の鎧「ヒオドシチョウ」
ゆらめく「ホタル合戦」
珍蝶「ヒサマツミドリシジミ」
擬態―目立つ戦略/隠れる戦略―
究極の変身・鳥糞になりきる
生きた宝石「タマムシ」
四段階の威嚇「メンガタスズメ」
蜂に擬態?「オオスカシバ」
「虫糞ハムシ」か「屁糞カズラ」か
「ホソヒラタアブ」の停止飛翔
セミの歳時記
雑木林のセミ時雨
虫の息
芳香を放つ「カメムシの仲間」
甘露に集まる常連たち
「カブトムシ」の角はなぜ長い
クヌギ亭・甘味処の「オオムラサキ」
耽美主義者か鬼婆の不道徳か?
喰うか―喰われるか
「髪切」か「噛切ムシ」なのか?
世界最大の蜂「オオスズメバチ」

著者等紹介

大屋厚夫[オオヤアツオ]
1942年11月島根県浜田市三隅町岡見(旧那賀郡岡見村)に生まれる。県立浜田高校を経て、東京医科大学卒業。岡山大学医学部心臓血管外科教室に入局。岡山大学より医学博士授与。2005年日本蝶類学会(S.fujisanus)会長に就任、現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。