内容説明
勝利至上主義がサッカーを壊す前にもう一度感じてほしい、あの興奮を。勝つことが何よりも重要であると考え、守備重視のサッカーを「今の世界のトレンドだ」と言い切ってしまう現状にNo1!美しく創造的で観客を魅了する至極のエンターテインメントこそがサッカーの真の姿だ。
目次
第1章 サッカーという名のエンターテインメント(世界中の人々を魅了するサッカー;74年7月7日 ほか)
第2章 現在のサッカー事情(リスクを冒さないサッカー;“結果よければすべてよし”ではない ほか)
第3章 「魅せて勝つ」戦術論(ピッチは巨大なキャンバス;守備の概念 ほか)
第4章 サッカーロマンを求めて(次代を担う選手たちへ;記者会見に思う ほか)
対談 岡田武史×信藤健仁―「日本にしかできないサッカー」へのチャレンジ(サッカーの原点に戻ったスペインの勝利;マニュアルサッカーから「感じる」サッカーへの進化 ほか)
著者等紹介
信藤健仁[シントウカツヨシ]
元プロサッカー選手・指導者、現解説者。1960年、広島県出身。中央大学卒業後の1983年、マツダサッカークラブに入団。浦和レッドダイヤモンズ、ベルマーレ平塚を経て1995年に現役引退。日本代表としてはワールドカップイタリア大会予選などを戦う。引退後はベルマーレ平塚ヘッドコーチ、横浜FC監督などを歴任。横浜FC監督時代にはサッカーファンを仰天させた2‐4‐4の超攻撃的システムを掲げ注目を浴びる。その後エンターテインメントとしてのサッカーを追及し、現在はWOWOWなどで世界各国のサッカー中継の解説や新聞・サッカー雑誌評論の執筆活動を積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えぞももんが
Ryo Sogawa
印刷屋鉄吉