潮文庫<br> 倭寇―わが天地は外海にあり

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潮文庫
倭寇―わが天地は外海にあり

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  • サイズ 文庫判/ページ数 296p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784267024139
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

南北朝の戦いに敗れた熊野衆は、源氏の末裔・千鶴御曹司(アギ・バートル)を旗頭にいまだ南朝方が優勢な九州での再起を図る。
熊野で舟指(船頭)をしていたカラスは、その類まれな船捌きを買われ、次第に千鶴の片腕となっていく。
しかし、九州探題となった足利幕府方・今川了俊によって旧南朝方は大宰府を奪取され、熊野衆は対馬に後退する。
もはや安住の地はないのか。新たな天地は海を渡るしかない。
外洋航海術、大型船(ジャンク船)の建造、琉球との交渉など数々の困難を乗り越え、ついに彼らは朝鮮半島の地へ――。

日本史において、中世に悪名を轟かせた「倭寇」。
北九州から朝鮮半島を根城に、日本人そして高麗人などから構成され、海賊行為を行った者たちとしてのイメージが強い。
そうした悪事を働く集団がいる一方で、朝鮮の人々から同じ呼び名の「倭寇」と蔑まれ、恐れられた集団がいる。
その主将の名は「アギ・バートル」。
『高麗史日本伝』に名が残るのみの伝説の人物を中山義秀文学賞の作家が、独自の歴史考察と想像力で描き出す傑作!

日ノ本では故郷を追われ、「海賊」と蔑まれた男たちの、誇りをかけた起死回生をかけた物語

内容説明

南北朝の戦いに敗れた熊野衆は、源氏の末裔・千鶴(のちのアギ・バートル)を旗頭にいまだ南朝方が優勢な九州での再起を図る。熊野で舟指(船頭)をしていたカラスは、類まれな船捌きを買われ、次第に千鶴の片腕となっていく。しかし、足利幕府方の九州探題・今川了俊によって南朝方は大宰府を奪取される。もはや日本に安住の地はないのか。外洋航海術、大型船の建造、琉球との交渉などの困難を乗り越え、ついに彼らは外海へ―。

著者等紹介

〓橋直樹[タカハシナオキ]
1960年東京生まれ。92年「尼子悲話」で第72回オール讀物新人賞を受賞。95年「異形の寵児」で第114回直木賞候補。97年『鎌倉擾乱』で中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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金吾庄左ェ門

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南北朝の争いや寺社や土倉など既得権益層の話が出てくるので、そんな連中とは決別して広い海へ羽ばたこうとする小説家と思っていましたが、ホントに海賊として朝鮮半島辺りで暴れまわります。だから倭寇と言うのでしょうが、教科書に書いてあった通りの倭寇の姿がありました。海洋冒険というよりアウトロー小説です。2024/09/15

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