朝日新書<br> 子どもをうまく愛せない親たち―発達障害のある親の子育て支援の現場から

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朝日新書
子どもをうまく愛せない親たち―発達障害のある親の子育て支援の現場から

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  • サイズ 新書判/ページ数 248p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022952929
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C0230

出版社内容情報

「子どもには愛情を」。児童相談所の一言が、なぜ虐待を加速させたのか? 発達障害のある親は育児で大変な苦労をすることがある。虐待やネグレクトが起きてしまう実態と対策を、豊富な実例とともに紹介。子育ては愛情ではなく技術である。

内容説明

「子どもには愛情をかけて」この一言がなぜ、虐待を加速させたのか―。発達障害のある親の場合、育児で時に大変な苦労をすることがある。子どもが高熱を出しても放置した親、激しく揺さぶる虐待を加えた親…。彼らは決して子どもを愛していなかったわけではない。愛情の与え方が適切でなかっただけなのだ。彼らに必要なのは、愛情論よりも技術である。発達障害のある親の子育ての実情とはどのようなものか、豊富な実例とともに紹介し、対策を提案。

目次

第1章 発達障害がある親たちの苦悩
第2章 発達障害のある子どもはなぜ虐待を受けやすいのか
第3章 発達障害の本質
第4章 「社会性の欠如」という困難
第5章 「コミュニケーション力の欠如」という困難
第6章 「柔軟性の欠如」という困難
第7章 「認知の歪み」がもたらす不適切な養育
第8章 子育てをやり抜くための「多様性」
第9章 「科学的な子育て」が親を救う

著者等紹介

橋本和明[ハシモトカズアキ]
1959年、大阪府生まれ。国際医療福祉大学教授。専門は非行臨床や犯罪心理学、児童虐待。名古屋大学教育学部を卒業後、家庭裁判所調査官として勤務。武庫川女子大学大学院臨床教育研究科修士課程修了後、花園大学教授。児童虐待に関する事件の犯罪心理鑑定や児童相談所のスーパーバイザーを行う。現在、内閣府こども家庭庁審議会児童虐待防止対策部会委員。公認心理師試験研修センター実務基礎研修検討委員。日本子ども虐待防止学会理事。日本犯罪心理学会常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめぴょん

15
子どもや親、もしくは双方に何らかの障害があると大きな事態を招くようなことがある。そんな実例も豊富に紹介されている。周囲からは異様・残酷・理解不能とみられる事例も障害の特性を理解したうえで見るとそれほど不思議はないと思われることもある。子育ては愛情ではなく、具体的でわかりやすい技術(私なりの表現だと「親切にする」)が大事。愛情という抽象的な表現では混乱を招くこともある。障害と診断されていない定型発達の親や子育て支援に携わる専門家にも役立つ内容。以下は文中引用とミニ感想。 他の子と違うことで将来に対する不安を2025/03/13

ソーシャ

6
世間で当然とされている子育てが難しい、発達障害の親の困難さと支援にあたっての考え方を、架空事例や実際にあった事件を紹介しながらわかりやすく解説した本。読みながら実際に経験した例を思い出してしまいました(理解してからがスタートなのですが、わかっていても大変なこともあります)2024/12/31

qrqrqr

3
子供への愛情とは何なのか?何を持って愛情というのか?それに対する回答を示している本である。発達障害への理解も分かりやすく、親子を見る視点が変わる本。2025/03/13

しゅんぺい(笑)

2
青少年に関わる現場にいてもなんとなく感じること。今後、こういう種類の困難がどんどん増えていくんやろうな、と思ってる。2025/02/10

ゆるねば

2
☆☆☆☆☆ 発達障害に関して勉強してきたつもりであったが、虐待のような子育てをしてしまう親の原因になっていたとは頭の隅にもなかった。 不適切な養育の原因が発達障害にあると考えると自分を含めて周囲のアプローチや支援も変わってくると思う。 やはり物事は多面的に見ていかないと自分自身の意識しないバイアスがかかってしまうと反省2025/02/11

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