内容説明
くり返す出会いと別れ、少年時代を過ごした足利のもとまちの風景はいまも心のなかに。昭和20~30年代の足利の中心部「もとまち」を舞台にした「もとまちものがたり」の完結編。皆それぞれに何度もつまずいて、その度に誰かに助けられた。40年以上におよぶ教育者としての経験を経てたどり着いた大切な場所。心の奥底に今なお灯り続ける日々を綴る。
目次
1 懐かしき(八月や六日九日十五日;オクラホマ・ミクサー;アロハ・オエ ほか)
2 言葉・言葉・言葉(島岡達三さんの思い出;新渡戸稲造という人;中島粂雄君のこと ほか)
3 新世界(海外研修第一部 アーラム大学;海外研修第二部 ブラウン大学;遙かなりアメリカ)
著者等紹介
本島利夫[モトジマトシオ]
1937(昭和12)年栃木県足利市に生まれる。埼玉県立不動岡高校を皮切りに、栃木県立足利女子高校(現足利高校)、栃木高校で英語教師として教鞭を執る。佐野女子高校(現佐野東高校)で教頭を、小山西高校、足利女子高校で校長を歴任。その後、佐野日本大学高校で教育相談室運営に当たる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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